2011年7月6日水曜日

教室便り:風刺画を描こう!の週

今週のカリカチュア教室は「風刺画を描こう!」というテーマでした!



政界、スポーツ界、芸能界からそれぞれモデルをご用意しました。
久々に長時間かけて1枚の作品を描いて頂きました。
みなさんじっくり描いていくのが楽しかったご様子でした☆
生徒さんが楽しそうにしてるのが一番嬉しいですね^^



まずは芸能界から、Lady Gagaを。
ちょっと前に「生肉ドレス」が話題になりましたが、
こちらの生徒さんは「牛の復讐」として
ガガたんを着ている牛を描いてくださいました。
おもしろいアイデアです!笑


こちらもガガたんの生肉ドレスをイジってくださいました!
チワワがドレス食べてます。笑
「シッ シッ」って。笑


こちらの生徒さんは時事ネタ、管さんを「アキカン」に。
今にもポイ捨てされそうです。笑

クリーンエネルギー、風力発電の風車にしがみついている管さん。
しかしよく見ると足下をひっぱられて、引きずり下ろされそうです。
なるほど〜〜。

マイクをつきつけられてムニムニの管さん!笑
メコメコです。笑







個人的な好みですが、私は「風刺画」が好きです。
風刺や皮肉、毒っ気のあるジョークで真実をついている面白い絵。


数年前にNHKで放送していた「英語でしゃべらナイト」という番組が
大好きで見ていたのですが、
お笑いコンビ「パックンマックン」の
パックンことパトリック・ハーランさん(ファンです。笑)
が言っていた事(たしか)の受け売りなのですが…

"Satire is like a sugar-coated medicine."
「風刺は、砂糖でくるんだ苦い薬である。」

(…………たしか…笑)


この言葉に非常に納得したのを覚えています。



風刺はいわゆる悪口やイジワルではないのです。
真っ正面からだと皆があまり受け入れたくない、
しかし本当に伝えたいメッセージや状況を
笑いというお砂糖に包んでホイッと言ってしまうこと。

冗談にくるむことで、観客を笑わせながらも、
「確かにそうだよね〜!」と共感を得られるのがすごいところ。


訴えるべき強いメッセージがあるにしろ無いにしろ、
私は絵の中にストーリーを詰め込むのが好きです。








今日の教室で生徒さんが作画している最中に
私も急いで1枚風刺画を描いてみました。
鳩山さんが似てないのは
見逃してくださると嬉しいです。笑

「他国より多めに、回っております。」

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